ブログネタ:寝なくていい、食べなくていい、どっちの体が得だと思う? 参加中
「お前は寝なくても生活出来るからスゴイな」
「引っぱたくわよ」
「何でだよ!変な意味で言ったんじゃないぞ!」
「うるさいわね。つい毎日眠ってしまうのを何とかしたいんでしょう?あなたが眠りそうになったら引っぱたいてあげるわよ。今後二度と眠らずに生活出来るんじゃないかしら」
「いや、そんな事を繰り返してると、いつか気を失って全く目が覚めなくなるような気がするぞ」
「あらそう。その方がメリハリがあって良いんじゃないかしらね。睡眠期と覚醒期を繰り返して、色々な行動を計画しやすくなるんじゃないかしら」
「なるほど。雨季と乾季みたいなカンジか。まぁ周囲もそれを理解してくれればアリなのかもしれないけど、学校も会社も毎日行かないと許してくれないケースがほとんどだと思うぞ」
「ええ、そうね。何を問題視しているのか分からないけれど、昼間が覚醒期で夜を睡眠期にすれば良いじゃないの。ちゃんと学校も会社も通えるわよ」
「それじゃ言い方を変えただけでただの普通の人の日常だぞ!もっと長い期間を指して言ってるんじゃないのか!?」
「うるさいわね。冗談よ。冗談期が長引いてしまって悪かったわね。真面目期はきっと3年後くらいにやってくるんじゃないかしら」
「……そんなに冗談ばっかり言われたら流石に困るな……まぁ冗談しか言わないから全部逆に受け取れば良いのかもしれないけど……」
「何をごにょごにょ徹夜続きの大きな仕事を終えてようやく久し振りにゆっくり眠れると思っていたら、つい電車で眠って最寄り駅を思い切り通り過ぎて終点まで行ってしまって、仕方なく乗った折り返しの電車でまた眠って会社のある駅まで行ってしまって、また数時間後に出社する事を考えたらもう完全に帰る気がなくなってしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。それで結局今日は一体何の話なのかしら?話題が眠ってしまって何が何だかさっぱり分からないわね」
「いや、寝ないで済む身体と、食べないで済む身体と、どっちが良いかな、って思ったんだけどさ。実際に寝なくて生活出来るお前としてはどう思うんだ?」
「さぁ、どうかしらね。色々と話を聞く限りでは、食事も睡眠も生きていくために必要というだけではなくて、日々の癒しになっている要素も強いんじゃないかしら?どれだけたくさん眠っても本人は眠っている間の記憶は全く無いわけだし、私としてはどうしてストレス解消になるのかさっぱり分からないけれどね」
「なるほど。まぁたくさん寝るとすっきりするというか、疲れが取れる感覚があるからな。皆そういう理由で寝るのが好き、って言ってるんだと思うぞ」
「あらそう。眠っている間よりも、目覚めた時の感覚が好きなのね。だったら【目覚めるのが好き】と言い換えるべきじゃないかしら」
「まぁ気分が良いとか心地良いとか、そういうのを感じるのは目覚めた後だしな。とにかくお前の場合は、好きなものを食べる時に感じる幸せは理解出来るけど、目覚める時に感じる心地良さは理解出来ないってカンジか」
「あら、そんな事は無いわよ。目覚める時に感じる幸福というのは何物にも替えがたいものね。フライドポテトでも中々勝てないかもしれないわね」
「え?そうなのか?その感覚は全く知らないのかと思った」
「あらそう。私の目を覚まさせた張本人のクセに何を言っているのかしら」

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